SETTING
配信先サービスの設定やユーザー設定を行ないます。
- 配信先サービスの設定
- ユーザー設定
配信先サービスの設定
初期設定で選択した配信サービス以外にも、対応している配信サービスへの切り替えが可能です。設定変更には、Dashboard 右上の [SETTING] をクリックして、設定画面を開きます。なお、配信サービスの変更は配信中にはできません。配信停止ののちに以下の操作を行ってください。
YouTube Live の設定
事前準備として、YouTube Liveのご利用には以下の条件を満たしている必要があります。
- Google アカウントを登録されていること
- YouTube 内の下記のページからライブストリーミング機能を有効にしていること
Google アカウントでログインし、YouTubeの機能 ページにアクセスして “ライブイベント” の項目で [有効にする] ボタンを押します。その後、画面の指示にしたがって所定の確認を行うことで上述の2つの条件はクリアできます。
- Cerevo 独自ユーザー、Facebook アカウント認証ユーザーの場合はユーザー設定で Google アカウントと関連付けを行っていること。
Dashboardユーザー登録の際に、Google アカウント認証ユーザー以外を選択した方は、設定画面の “ユーザー設定” タブから Google アカウント認証を設定してください。
設定手順
- [配信設定] タブの [配信先サービス] から [YouTube Live] を選択します。
- [YouTube Live] では、配信のたびに作成する「イベント」と、繰り返し利用可能で、配信環境によって複数用意して選択することのできる「取り込み(配信解像度)設定」の2つの設定を作成して配信を行います。
- [イベントを作る] のリンクをクリックすると、イベント作成画面が開きますので、必要事項を記入し、[保存] ボタンを押します。画面右上の [X] を押してイベント作成画面を閉じます。
- [ストリームを作る] のリンクをクリックすると、取り込み設定作成画面が開きますので、必要事項を記入し、[配信する解像度] の項目から適切な解像度を選択し、[保存] ボタンを押して、取り込み設定作成画面を閉じます。
- 手順1 の画面で、手順3,4 にて作成したイベント、取り込み設定を選択し、[決定] ボタンを押します。
- [保存しました。次回からはこのサービスに配信されます。] のメッセージが表示されたら、設定画面右上の[X] を押してウィンドウを閉じます。
- [配信開始] ボタンを押し、機器から映像データをYouTube Liveに送信します。
- イベント作成時に設定したイベント開始時間になってかしばらくすると、メイン操作エリア上部の [YouTube Liveプレビュー] のボタン色が青地に変わりますので、色が変わってからボタンを押します。
- プレビューボタンを押すと [YouTube Live配信] ボタンに切替り、さらに配信準備が整うと緑地の色になります。色が変わったらボタンを押すと、配信が開始されます。
Ustream の設定
- [配信設定] タブの [配信先サービス] から [Ustream] を選択します。
- Ustream ユーザー名には、登録された Ustream のメールアドレス 又は ユーザー ID を入力します。
- パスワードを入力し、[番組一覧取得] ボタンを押すと、配信可能な番組名がプルダウンメニューに表示されますので、任意の番組を選択し、[決定] ボタンを押します。
- [保存しました。次回からはこのサービスに配信されます。] のメッセージが表示されたら、設定画面右上のXを押してウィンドウを閉じます。
- [配信開始] ボタンを押すと配信が開始されます。
ニコニコ生放送の設定
niconico のユーザー生放送では、外部サイトでの配信枠作成を行うことができないため、配信ごとにニコニコ動画にログインし、配信枠を作成したのちに、Dashboard から開始する必要があります。
設定手順
- [配信設定] タブの [配信先サービス] から [ニコニコ生放送] を選択します。
- 生放送配信が可能なアカウントのメールアドレスとパスワードを入力し [決定] ボタンを押します。
- プレビュー左下のお知らせ欄に “ニコニコ生放送で番組枠を作成してください” が表示されますので、お知らせのリンクからニコニコ動画にアクセスし、配信枠を作成、放送を開始します。なお、ニコニコ生放送では外部サイトでのプレ ビューも許可されていないため、Dashboard にて放送中の映像を確認することはできません。
その他の配信サービス(RTMPカスタム配信)
RTMP対応のライブ配信サーバーで、配信用の rtmp アドレスが公開されている場合には、LiveWedge を使って配信することが可能です。各ライブ配信サービスでの rtmpアドレスの確認方法、あるいは ライブ配信用独自 RTMP サーバーでの rtmp アドレス設定方法については、各サービス業者、あるいは配信サーバーの開発元にお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。設定には rtmpアドレスのほか、ストリーム名が必須となり、Dashboard でプレビューする場合には、別途再生用の URL が必要となります。
設定手順
- [配信設定] タブの [配信先サービス] から [その他配信サービス(サーバーアドレス入力)] を選択します。
- 配信サービス業者などに確認した 配信先URL、ストリーム名、配信再生用 rtmp アドレスを入力し [決定] ボタンを押します。
- [保存しました。次回からはこのサービスに配信されます。] のメッセージが表示されたら、設定画面右上の[X ]を押してウィンドウを閉じます。
- [配信開始] ボタンを押すと配信が開始されます。Dashboard 再生用 URL を設定していない場合はプレビュー映像は再生されません。
RTSPサーバーモード
社内会議など外部のライブ配信サービスを経由させたくない、直接 LiveWedge から映像配信したいという場合には RTSPサーバーモードをご利用いただけます。
このモードでは機器本体が RTSP サーバーとして動作し、エンコードした映像データを直接クライアントに配信するため、その他の配信設定に比べていくつか制限事項(後述)がございます。
設定方法
[配信設定] タブの[配信先サービス] から[RTSP サーバーモード] を選択します。 RTSP 通信で使用するポート番号(デフォルト : 554) を入力し、[決定] ボタンを押します。 [保存しました。次回からはこのサービスに配信されます。] のメッセージが表示されたら、設定画面右上の[X] を押してウィンドウを閉じます。 プレーヤーから Dashboard に表示されている 「rtsp://・・・」のアドレスにアクセスすると、配信を開始します。
制限事項
- RTSP に対応した専用のプレーヤーが必要となります。下記は動作を保証するものではありませんが、弊社にて動作が確認できたアプリケーションの一例です。
- Windows, Mac, Linux
VLC - iOS(iPhone4S, iPad, iPad mini)
GoodPlayer, Live Media Player - Android
MX動画プレーヤー
- Windows, Mac, Linux
- Dashboardでは RTSP サーバからの映像を確認することはできません。
- クライアントの同時最大接続数は3までとなっています。4台以上も接続可能ですが、帯域不足等の影響で映像が崩れたり、音声が途切れることがあります。
- ビデオの解像度、プロファイルを変更した場合は、クライアントを一度停止し、再度再生する必要がある場合があります。
- オーディオのサンプリングレートを変更した場合は、LiveWedge を一度オフラインにした上で、クライアントの再起動が必要になる場合があります。
WIRECAST PROでの利用
LiveWedge のRTSPサーバ機能は、映像のみですが、ASIX M1104互換の動作を行うモードを搭載しています。 RTSPサーバを待ち受け状態にLiveWedge がなっていれば、Wirecast PROのIPカメラソースとして、M1104を機種として指定したうえで、LiveWedge のIPアドレスを指定すると認識されます。 IPアドレスは、LiveWedge のLCDに表示されるRTSP URLからIPアドレス部分だけを抜き取って利用してください。
ユーザー設定
外部サイト設定、パスワード変更を行ないます
外部サイト設定
Googleアカウント連携の設定を行ないます。
パスワード変更
初回に設定したパスワードを変更します
CUSTOM
Basicタブでは、通信帯域ごとに、プリセットされたパラメータを選択することができましたが、より細かな設定を行うために、カスタム設定で個々の配信パラメーターを個別に調整することが可能です。製品ごとに以下の項目が設定できます。
- 音量ブースト
- AV 同期調節
- サンプリングレート
- チャンネル
- (音声)ビットレート
- アスペクト比
- レート制御
- 平均ビットレート
- フレームレート
- iフレーム挿入間隔
- 配信キューの長さ
- 最低圧縮率
- (H.264)プロファイル
- 縦解像度